地元の食材を多種多様に用いた店長自慢の料理とワインを愉しめるお店です。
オーナーと店長は「メニュー表のないお店」を望んでおられました。

テナントビルの1階、自然光が入らない状況の中で、天井裏に隠れていた空間の上方向の広がりに魅力を感じました。

メニューが描かれたオリーブグリーンの黒板壁、天井に設けられた光筒、同型の天板と吊板で構成されるカウンターと大テーブルというシンプルな構成で、その一つひとつが洗練された存在感で浮かび上がるよう各部の寸法・ディテール、つくり方に何度も検討を重ねています。

夜空の下の屋台のような開放感と寛ぎを得られるお店です。