北海道 - 道北 2019年

東川町の清々しい空気の中で、のびのび暮らす木の住まい

横浜で暮らしていたSさんご夫妻が、東川町へ移住を決めたのは、「夫婦の故郷である北海道で子育てをしたい」という想いからでした。横浜と北海道という遠距離から始まった家づくり。インターネットで情報収集をしたところ、移住者の物件を多く手がけていた芦野組に新築を依頼することにしました。

家づくりを決めてから、自然素材を使った木の家に住みたい、薪ストーブのある暮らしをしてみたいなど、さまざまな希望が湧いてきたというご夫妻にとって、芦野組のつくる家は理想そのもの。「大まかなプランは横浜在住時にやり取りをし、一旦旭川で暮らしながら何度か打ち合わせをする中で、じっくり相談することができました。細かな要望も聞き入れてくれて嬉しかったです」と奥さんは楽しかった家づくりを振り返ります。

壁一面に道南スギ、天井にはカツラを採用した異なる木の素材が心地よいリビングは家族のお気に入り。「たくさんの自然素材を使いたい」という希望を叶え、キッチンの背面には大谷石を張りました。土間スペースに設けた憧れの薪ストーブは、玄関とテラスから薪を運び入れることができ、階段下に薪を置くスペースを確保しているので、冬場は外に出ずに薪をくべることができるのも嬉しいポイントです。

東川町の暮らしはどうですか?と尋ねると、「窓を開けると木や草の香りが気持ちよくて、キャンプをしているような気分になるんです」と充実した笑顔を見せてくれました。

木の香りがするダイニング。キッチンの背面に張られた大谷石が良いアクセントに

木天板のオリジナルキッチンの壁には、スライスレンガが張られている

1階のユーティリティは将来、母と娘2人が並べるような広さを確保。奥には広いウォークインクローゼットを設えている

リビング、薪ストーブの置かれた土間、テラスのつながりが、空間に広がりをあたえてくれる

吹き抜けで1階とつながる2階ホール。ここにも収納スペースを確保している

2階の子ども部屋は、将来仕切ることも可能。高い天井は、長女が横浜時代から習っているチェロの音色を気持ちよく響かせてくれる

天井まで高さのある大容量の本棚は、奥さんの希望。「仕事柄、本には想い入れがあるので、大量の本が収納できる本棚はとても助かっています」

玄関とリビングは土間でつながる。「玄関からも、テラスからも自由に行き来できるのがいいです」

豊かな緑に囲まれたSさん宅。スギ板張りの外観は、「木の家で暮らしたい」と願ったSさんご夫妻の理想そのもの。カーポートは車を2台とめられるようにした

住宅実例情報

施工エリア 北海道道北その他
カテゴリー 新築(戸建て)
家族構成 ファミリー
価格帯 -
竣工年 2019年

設計事務所/施工会社

社名 (株)芦野組
住所 〒078-8308 北海道旭川市旭神町28番地の106
TEL 0166-65-7087
施工対応
エリア
北海道(道北)

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