眺望に開いたL字型の屋根と雛壇状の造成地を空間に取り込んだ、ランドスケープに溶け込む平家の住宅です。丘陵の尾根沿いにあり、見渡しが良い2辺を道路に面した比較的大きめの敷地です。建築よりも、外構や造園の比率が大きくなるような条件となります。そこで、敷地全体を役割ごとに大まかに4分割し、その中心に大きな螺旋階段を配置しました。それぞれに役割とレベル差を設けて、真ん中の螺旋階段でそれぞれを行き来することで、視線が内外を横断しながら緩やかに旋回し、低い空間から高い空間へ、プライベートからパブリックへ、伸びやかに連続しながら眺望が良い大きなテラス付きのLDKに空間が開けていきます。
ランドスケープと建築が調和しながら混ざり合い、そこに緩やかなL型の大屋根が掛かる伸びやかな住宅です。
施工エリア | 宮城県仙台市 |
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カテゴリー | 新築(戸建て) |
家族構成 | ファミリー ペット |
価格帯 | - |
竣工年 | 2023年 |
社名 | Ginga architects 一級建築士事務所 |
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住所 | 宮城県仙台市若林区石名坂95-10 |
TEL | |
施工対応 エリア |
宮城県、山形県、福島県 |